ほそーく、ほそーく尖った大切に溶かしたキャラメルのような月。

暑い暑いと言う間に、もう朝晩冷える秋が来て、今年ももう現状維持で終わっていくんだろうな、私、と月を見ながら思った。

もし余命を告げられたなら、今すぐ今の仕事を辞めてやりたい事だけ迷わずするのに、今は失敗が怖くて、出来ない自分に又向き合うことも怖くて何も踏み出せないまま ここにいる。

踏み出しても、自分の期待しているようなものはなくて、どこもどうせ同じなんだろうと居心地の悪い思いをしながら働いている。

求人は沢山溢れていて、好きに選べるはずなのに、ものすごく狭くてハードルが高く感じて諦めを感じる日もあれば、いつでも別の仕事にいける!と前向きになれる日もある。

やめたい、やめたい           やめよう、やめようと思いながらいつまでこの仕事をつづけるんだろう。

自分で決めれるのにね、自分で決めれない。

考えすぎなんだろうね。