たっくんは自分は躁うつ病だって言う。診断された訳じゃないみたいだけど、20年間精神科の看護師をしていた本人が言うんだから そうなのかなぁって軽く思ってた。
付き合ってから、たぶん4年位は経つんだけど、たっくんの明らかな鬱状態や躁状態の波を目の当たりにしたのは今回が初めてかも。
一緒に暮らしているわけじゃないし、今私が話していることは これから長年連れ添った時や、自分が調子の悪い時に同じように受け止められるかは解らないけど
鬱でも躁でも たっくんの根底には優しさと孤独があって、鬱でも躁でも私のことを大切に愛してくれている。
鬱の時は人が怖くて外にでるのも難しくて、「生きていて 楽しい?」って人間と国と政治に絶望して、私を幸せに出来そうにないって自分を責めて反省して別れを切り出すし
躁の時は、すべてが上手くいくってずっと大きい声で身振り手振りで話が飛躍するし止まらないし現実からかけ離れた所にいて、だけど私との明るい未来を語ったり、普段のたっくんなら照れて言えない愛の言葉を沢山くれて、積極的に愛を伝えてくれる。
症状を目の当たりにして何かトラブルをおこしそうな気がしたり、休まる暇がなくて消耗するんじゃないかとか、仕事上で誤解を与えて人が離れていかないかなとか 今日は躁状態のたっくんと一緒にいて心配になってしまった。
真剣に話す感情的な止まらない話に、うんうんと頷きながら、たっくんが傷つかないようにどんな話にも表情を保つのが疲れてしまった。
躁でも、鬱でも彼は彼で変わりはなくて、これからも向き合ったり、ぶつかったり、理解しようとしたり、少し距離をとったり、諦めたり、受入れたり、心配したり、支えたり支えてもらったりするけど、
これからもたっくんと手を繫いで生きていきたいです。すべてが愛おしいです。