生きづらい④

たっくんからラインがきて 家に戻ってきているという。私への謝罪の言葉と病院にいこうと思うという内容。

あの日 たっくんを引き留めようとつかみ合ったあの日をたっくんはどこまでおぼえているんだろう…

病院に行く気になってくれた…      ほっとする。わたしの力では引きずって病院には連れていけない。

 

盗聴器がしかけられている、国に自分は要注意人物として狙われている、なにも信用できないと警戒心と不安でいっぱいのたっくんを 正面から否定できない。私は信用していてくれないと前には進めない。うん、うんと話をきいて大丈夫だよと安心出来るような声かけを意識する。相手が真剣なんだからわたしも真剣にわけわかんない話も聞く。

色々調べたけど、躁うつ病躁状態に被害妄想とかあるの?うちの母が精神科に入院する前の妄想と似てる、、誰かに見られている噂されている 何にも関係ない出来事に意味をつけて繋げてそれが真実だと疑わず周囲の話は耳に入らない。母は統合失調症だ。

私が小学5年生のとき 妄想バリバリの母が警察に保護されるとき暴れて そばにいた私の記憶を思い出す。おかしくなってしまった母は 本来の優しく愛にあふれる母とは別人で私のことなんて1ミリも頭のなかになかった。

40歳になった今 妄想バリバリの彼氏と駅前の路地裏の駐車場で引っ張り合いをして全力で走って追いかけて、周囲のひとが 何事?て目で見てたけど そんなことどうでもよくて               私、又愛する人が精神の病でぶっ壊れたところに関わることになるなんて。    普通にどうして生きさせてくれないんだろう。

振り回される疲れと たっくんへの苛立ちと病気がそうさせていて本人が1番つらいんだという教科書通りの答えとが いりまざって分からなくなった。

わたしが 適応障害燃え尽き症候群からくる鬱と不眠でクリニックに通うようになったのは つい一年前のことだ。

生きづらい

生きるのってこんなに波乱万丈なんだろうか

流石に疲れた。