生理になると、自分が生物(なまもの)なんだなぁと生きていることを実感する。
どくっと多めの出血を感じる時、びっしょりに染まるナプキン、独特の臭い。
野生に生息する動物と同じ生(なま)を感じるのだ。
女子をかんじざるを得ないもうひとつは嫉妬である。どうしてこの感情を神様は人間に搭載したのだろう。女の嫉妬。醜いし、何も良いものは生まないくせに打ち消しても打ち消しても湧いてきて離れてくれない。嫉妬する自分にうんざりしているのに、まだなお嫉妬心が止められないのである。
1番いい方法は相手との物理的距離をとることなんだけど、仕事が一緒となると難しい。チラッみえるだけでイラッとする。
初めは自分が抱いたこの感情が嫉妬だと分からなかったし、嫉妬だと解ってからも嫉妬している自分を認めるまでに時間がかかった。
相手は別に私に意地悪をしてくるわけではないし、なにかトラブルがあった訳では無い。けど、なんかムカつく…なにか面白くない…気に食わないのだ。特に相手は悪くないのに、わたしは嫌っている分けだから相手からしたら訳が分かんないよね。
もちろん大人だし、理由もないからこの感情を表に出さず仕事していたんだよね。でも鼻につく。とにかく面白くない。
なんでなんだろう、私ってすごい嫌な奴じゃないか。なんでこんなに嫌いなんだろう。
正直に認めると、何にもマウントを取れるものがなかったんだよね。私が彼女に。若さ、可愛さ、要領の良さ、仕事を覚えるスピード、上司に気に入られること、家族が欠けていないこと(つまり夫がいること)。
全てにおいて負けていて面白くな買った訳なんだよ。つまり、羨ましかったわけ。それを自分の中で消化できなくてねぇ、、
色々飛び越えて きらい になっちゃってたんだよね。嫉妬よね。
私はこれで勝ってる!何かをかざしたかった(笑)
結構苦しかったな、この嫉妬は。自分が価値がないみたいに思えて、彼女をみていると。追い詰めちゃうほどにね、、、
彼女が後輩だったから余計だった。
今はもう同じ職場ではないし、今なら彼女にはなくて私にはあるものも分かるし、嫉妬がなくなったというよりは思い出す事がなくなった。
人を妬む気持ちはもうごめんだな。